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中間赤外線分光による地球大気CO2観測

超高精度研削加工機の特性を生かしたグリズム製作

[東京大学との共同研究事業]


ナノオプトニクス・エナジーでは、南米チリの口径1㍍赤外望遠鏡(ミニTAO望遠鏡)を用いて、地球大気中のCO2量を測定する技術を研究開発します。望遠鏡の設置場所は、チリ・アタカマ砂漠の近くのアンデス山脈にあるチャナントール山(標高5,640㍍)の頂上付近です。

なぜアタカマ?

望遠鏡が建設されるチャナントール山.png望遠鏡が建設されるチャナントール山望遠鏡設置場所であるアタカマのチャナントール山は高地でありまた非常に乾燥していることから、天体が放つ赤外線を観測するのに非常に適しています。高地であることから地表付近のCO2の影響を受けにくく、大気中CO2量の計測にも有利な場所なのです。


口径1㍍望遠鏡(国内工場での試験).png

世界初の天体観測用中間赤外線分光器による地球大気CO2観測


中間赤外線カメラ.png中間赤外線カメラ中間赤外線波長にあるCO2大気吸収線はCO2量測定には欠かせないものです。この観測に高感度を誇る天体観測装置を世界で初めて用いることで、従来観測にはない2つのメリットが生まれます。

1.夜間の測定が可能になることでCO2の日変化を追うことが可能になります
2.放射・吸収の両方のデータが得られ、大気モデルに制限が与えられます

これらは現在進められている人工衛星による測定を補完するものとしてたいへん注目を集めています。


計測に用いられる世界最高品質の研削ゲルマニウムグリズム


ゲルマニウムグリズム.png開発するゲルマニウムグリズムの模式図 望遠鏡からの光を虹に分解し大気の透過バンドを測定する。 下はモデル計算から得られたアタカマサイトでの大気透過率。本計画の分光測定にはナノオプトニクス・エナジーで研削製作されたゲルマニウムグリズムを用います。ナノオプトニクス・エナジーの高精度研削機を用いることで世界最高の品質を持ったグリズムが製作できます。これによってCO2吸収線を高い解像度で詳細に測定することが可能になります。


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